2017/08/06
土地規制の見直しについて
「山辺地区体育協会野球部・審判部の皆様のご協力をいただき、今年も山鳩旗杯少年野球大会を開催することができました。少年野球においては学童野球が主となり、町内野球に取り組む地域は減少してきています。しかし、同じ地域に住む子ども達をお父さんたちが見守り、指導していく町内野球は意義あるものと思っています。
さて、この大会を通じて、山辺地区に限らず他の地区の保護者の方々とお話する機会を得ることができます。
御厨小学校、協和中学校エリアにおいては、ここ数年で急速に人口が増え、子ども達の数も増加しています。それに伴ってなのでしょうか、学校において問題も発生してきたと聞いています。
一方で、矢場川小、梁田小、筑波小においては1学年1クラスという状況にあり、久野小ではさらに少数とのことでした。
これは、河南地域における土地規制、土地利用の在り方に問題があり、これを改善していかなくてはいけないのではないかと感じています。
例えば、堀込町は住宅地や商業施設が数多く存在するエリアでありますが、国道50号の南側は調整区域ということで、住宅、工業系、商業系施設どれも厳しい規制があるという現状にあります。もちろん、上記の矢場川地区をはじめとする南部地区においても同様です。
しかし、矢場川地区や筑波地区、梁田地区、久野地区においても、土地の規制を緩和し、住宅を建てられるようにする、建てやすくする、という方向で進めていけば、今御厨地区に集中している流れを分散することができるのではないでしょうか。
御厨地区の急激な増加を緩和するとともに、他の地区においても人口を維持できる、つまり地域の活力をアップできることにつなげていけるのではないかと考えます。
これは河南地域に限らず、足利市全体にも言えることだと思います。
地方への権限移譲が進み、足利市において判断できることも増えているはずです。栃木県の支援も得ながら、規制改革を進め、民間の力を引き出しながら、各地区が力強く前進していけるように、精力的に活動してまいります。