2017/07/14
「麦わらぼうしの会」総会に出席しました
「麦わらぼうしの会」は、栃木県の生産農家との相互理解と協力のもと、本県農業の発展を目指し、特に本県産の小麦を使った商品のブランド化、農商工連携を実践することを進めている団体です。
県内で開催される「とちぎ食と農ふれあいフェア」や「うつのみや食育フェア」、「JA足利まつり」に出店し、東京での「アグリフードEXPO」やビジネス交流商談会などにも参加、また地元で「うどん教室」を開催するなど、積極的に活動されています。
笠原会長は、「うどん、パン、お菓子などで小麦を食する機会は多いのに、小麦を食べていると認識されにくい、つまり生産と消費が遠い農産物である」とお話されました。
栃木県では、学校給食を通した食育の推進を掲げており、学校給食における地場産物活用率を2015年=36.8%から2020年=45%へ引き上げていく目標を設定しています。
実際に、県内25市町のうち16市町において県産小麦が使用され、パン製造ではこの5年で県産小麦使用割合が9%から17%へと増加しています。しかし、まだまだ輸入小麦を多用しているのが現状です。
価格差も要因の一つとは思いますが、学校給食に限らず、県内各地の「道の駅」にあるレストラン、その他様々な場所において、県内外の多くの人が栃木県産の小麦を食する機会を増やしていけるように、地産地消の精神に基づき支援していきたいと思っています。