政策提言・時事問題リポート

2005/12/07

足利の魅力2

足利市には、日本最古の大学である足利学校があります。私は学生の頃から、足利学校縁(ゆかり)の地にふさわしい学問の街として、文科系大学や学部、国文学の研究機関などがあれば素晴らしいなぁと思っていました。
最近、上智大学と生涯学習の分野で提携することになりました。これは、さかのぼってフランシスコ・ザビエルのつながりのようです。足利市にとっても、大変すばらしい提携だと感じています。
群馬県板倉町にできた東洋大学のように、学園都市となり学生さんが住むことにより、アパートやレストランが建設され、消費も増えます。まさに一つの新しい町が誕生したように感じています。
足利市は、学問の町という他にはない絶好のイメージがありますので、少子時代が進行する中難しいとは思いますが、この特徴を生かして誘致に努めていただきたいです。
合わせて、企業の誘致は町の発展に、とても重要な意味を持っていると感じています。雇用の創出、地元での消費拡大、地元企業の受発注機会の拡大、人口の増加など、その経済波及効果は計り知れません。
全国で各自治体が企業の誘致合戦をしています。そんな中、ここ足利市は、首都圏にも近い、地震、台風などの自然災害も少ない、という恵まれた条件にあります。
現在、国道50号沿いに西久保田工業団地が造成中であり、その売れ行きは好調です。市の北部でも、北関東自動車道・足利インターチェンジに隣接して、足利インタービジネスパークが造成中です。こちらも好調とお聞きしています。
港も高速道路もない足利ですから、北関東自動車道の早期開通への期待は極めて大きいものがあります。一日も早い開通に向け、できる限り努力していきたいです。