2004/08/09
『那須高原』の魅力について
先日、テレビ東京の番組で、『那須高原』を特集してくれました。足利銀行の一時国有化という極めて厳しい状況にある栃木県経済ですが、このようにテレビで大きく取り上げてくれることは、計り知れない宣伝効果があるものと大変うれしく思います。
この『那須高原』は、「行ってみたい高原リゾート」というアンケートで全国第2位になったと聞きます。都心からも比較的近く交通アクセスも良好で、高原、湖、牧場などの自然に加え、宿泊施設や観光スポット、食事など、あらゆる条件が充実しているという評価とのことです。
余談になりますが、やはりこれもテレビ番組で「泊まってみたい宿」アンケート全国第1位になったリゾートホテルも、ここ那須高原にあると記憶しています。
このテレビ東京の番組を見て、久しぶりに那須高原へ行ってみたくなり、週末を利用しての短い時間でしたが日帰りドライブに行ってみました。週末と言うこともあり、観光客で大変な賑わいでした。テレビ番組の影響もあってでしょうか、車のナンバーを見てみると、東京や神奈川など首都圏をはじめ、さらに遠くの県からも来てくれていることが分かりました。
地ビールのお店や地元食材を使ったレストランなど、改めてみると素敵なお店がたくさんあります。
私は、全国パン職人さん選手権で優勝した方がいるというパン屋さんに行ってみました。メインストリートから奥まった、とても静かで落ち着いたロケーションにありました。隣接してカフェもあり、とてもいい雰囲気でした。その後、いくつかの美術館、博物館に立ち寄り、短い時間でしたがとても楽しめました。1泊や2泊できたら、『那須湯本の温泉郷』をはじめ、もっともっと那須高原を満喫できると思います。
ただし、東北自動車道の那須インターチェンジの渋滞緩和策は必要であると思います。そして那須湯本へとつながるメインストリートも、1本道であるため渋滞が発生してしまい、こちらについても同様に改善しなくてはいけません。道が渋滞していると、観光地としての魅力が低下するというか、印象が悪くなると思います。リピート客を確保していくためには、やはり渋滞緩和策を講じなければなりません。
この問題に対応すべく、現在、西那須野インターと那須インターの間に『黒磯インターチェンジ』を建設する話が進められています。黒磯インターチェンジの完成により、このインターを降りてから板室温泉の方を通って那須高原方面へ行くルートができ、一般道においても渋滞緩和が図れそうです。
観光と交通はやはり密接に関連しています。県議会としても早期実現に向け取組んでいきたいと思っています。